2/14 K-20 怪人二十面相 外伝
久しぶりに「北村想」さんの名前を目にした。
映画「K-20」を見に行ったらエンディングロールに
原作「北村想」とクレジットされていてびっくり。
ぼくは高校時代に訳あって演劇部員をやっていて、
その当時、いわゆる「小劇場ブーム」で、
野田秀樹の夢の遊民社や鴻上尚史の第三舞台などが全盛期。
で、そんな中で名古屋を中心に活動していたのが北村想さんで、
80~90年代に劇団「プロジェクトナビ」を主宰していて、、
ぼくは新作が公演されるごとに劇場へと足を運んでいました。
中でも「寿歌」「寿歌Ⅱ」には大きな影響を受け、
(核戦争後の地球を舞台に、旅芸人のゲサクとキョウコ、
不思議な力を持ったヤスオが出会い、一緒に旅をする股旅もの)。
「(砂漠を当て所なく)そうです。こうやってええかげんに歩いていると、
ほら町がええかげんいやってくる」。
と、たしかこんなような台詞があって、
これを
「本当に自分がやらなければいけないことは、
とにかく歩いて進んでいけば向こうからやってくる」
と理解して、それをモットーにしていたら、こんなんになってしまった。
先日、ちょうど祖母の四十九日で実家に帰ったので
引き出しを探してみたら、
高校3年生の時にもらった北村想さんのサインが出てきた。
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