2/28 なごやめしシリーズ①
「なごやめし」というと、名古屋名物的な「なごやめし」と呼ばれるものと、市民に愛されている「ソウルフード」的なものとの区別がはっきりしていないところもあり、また最近では「めし」ではなくてもお菓子やスイーツまでなごやめしと呼ばれているようなものも。それに店舗によっても趣が異なっていたりして定義が難しいものとなっていますが、ここではぼくの思うところの「なごやめし」と、ぼくのお気にの味や思い入れが込もったものを数回に分けてUPしたいと思います。
「味噌カツ」(双葉:エスカ店)
全国的には「矢場とん」の色の薄いみそソースの液体にカツ全体が浸っているのが知られていますが、名古屋人の本来のイメージは画像のような「色の濃い味噌ダレがカツ全体にはかかっていないもの」(カツのサクッしたところがあり、茶色ではなく黒)。味噌カツ定食が定番ですが、味噌カツのみをアテに一杯やるのもいいです。

「えびふりゃ~」(まるは食堂:名古屋うまいもん通り)
かの昔、タモリさんがネタで名古屋を揶揄したかのように「えびふりゃ~」とよく言っていたのが、全国的に「名古屋=エビフライ」というイメージにつながっていって、その後「車海老」が愛知県の県魚に指定されたりして「名古屋人の大好物」となっていって、最近ではサイズが巨大化傾向にあります。タルタルソースが付いてきましたがこれではなく、画像には写っていませんが名古屋の味「コーミソース」をかけて食べるのがいちばんうまい。

「手羽先」(酒津屋)
ぼくが名古屋に来た35年くらい前は手羽先というと「風来坊」でしたが、いつの間にか「山ちゃん」が全国的に有名になっていて、でもなんか「スパイス」が効きすぎという感じで、ぼくは今でも「甘ダレ」の「風来坊」派です。
けれどシンプルな「塩コショウ」だけの味付けのものも良くて酒津屋でよく食べています。
両手で持って半分に切り離して、片手で身の方を口に入れ、歯で肉をそぐようにして骨を引き抜くと画像のように!

「どて煮」(酒津屋)
八丁味噌で煮込んでドロドロで、モツはトロッと。愛知ケンミンの血肉となります。

「タコやき(しょうゆ味)」(こうやまの金さん)
名古屋のタコ焼きは「しょうゆ味で小ぶりでキャベツが入っている」というのが好まれている、と最近よく言われるようになっています。確かにぼくもソースよりしょうゆ味の方が好みです。
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