2/4 レジェンド&バタフライ

1/27公開の「レジェンド&バタフライ」を観て来ました(ミッドランドスクエアシネマ)。
総製作費20億円の「東映70周年記念作品」
公式Webサイト→
「legend-butterfly」「レジェンド」は織田信長のことで、「バタフライ」は「帰蝶」と呼ばれた濃姫のこと。政略結婚で夫婦となり、対立しながらもやがて強い絆で天下統一という夢に向かっていく二人の姿を描いた物語。
昨年11/6の「ぎふ信長まつり」には織田信長として木村拓哉さんが参加。福富平太郎貞家役の岐阜市の出身の地元の大スター伊藤英明さんと共に騎馬武者行列に登場。沿道には46万人の観客が集まり全国的にも話題となりました。
一、スクリーンを見始めて最初に思ったのは、織田信長(木村拓哉)の「尾張弁」と濃姫(綾瀬はるか)の「美濃弁」!ぼくには両方ともすんなり耳に入ってきましたが、この地方の人しか分からないのでは?と感じるほど使われいて、後でサーチしたら他地域の方には「聞き取れない」という声もありました(笑)
二、「武将の呼び名」。織田信長が若武者のころ一緒に悪さをする仲間を「犬千代・勝三郎・五郎左」と呼んでいるのを、それがのちの戦国武将「前田利家・池田恒興・丹羽長秀」というのは戦国武将好きではないとピンとこないだろうと思いつつ、それが分かる自分に優越感を感じてしまっていました。
三、「岐阜城のセット」。映画では山城の岐阜城天守閣を表現したようですが、金華山のふもとに実際にあった「織田信長公居館」を再現したような感じになっていて造りがとても素晴らしかったです。
四、「明智光秀の描き方」。明智光秀がこういう角度から信長を見ていて、ああいった方向へと進むというのが斬新でした。
五、「死の間際の夢のシーン」。これは見てのお楽しみ。
六、そしてそしてなんといっても良かったのが濃姫役の綾瀬はるかさん。「主役は綾瀬はるかさん!!と感じるくらい素晴らしかったです(アクションも巧い)。
七、「那古野城~清州城~(小牧城)~岐阜城~安土城」と居城を移すたびに人物も勢力も大きくなっていく信長。うつけ者~斎藤道三~桶狭間の戦い~岐阜命名・天下布武~上洛~比叡山焼き討ち~姉川の戦い~安土城~本能寺の変など、2時間半という短い時間の中でもしっかりと描かれていました。
八、織田信長が作らせたとされる「伊吹山の薬草園」の話が出て来たのはうれしかったです。
九、東映70周年ということで往年の大スターがたくさん出て来るのではと思ってましたが、比較的若い世代の俳優たちで固めていて、映画界の未来を感じさせるものでもありました。
十、あいち戦国姫隊のおねさま→東映太秦撮影所俳優の大脇茜さんが濃姫の侍女役で出演されていました(エンドロールにちゃんと名前も)。
話題の「織田ちん」もゲット出来ました!(いくつものヴァージョン有)。
美濃市の和紙小物製造販売「シイング」の商品。映画効果で注文殺到・品切れ状態が続いているそうです。
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