「JEFF BECK」が亡くなった。 ぼくの世界で一番のお気に入りのロックギタリスト。ぼくが17歳(1987年)の時に初めて聴いたアルバムが「BLOW BY BLOW」(1975年)で、そこから20代前半の頃に「TRUTH」(1968年)~「GUITER SHOP」(1989年)あたりの作品をよく聴いていて、2009年のジャパンツアーにも足を運びました(参考:「JEFF BECK 2009.02.20」)。
ロッド・スチュアートがボーカルの「BECK-OLA」・「TRUTH」、コージー・パウエルがドラムの「ROUGH AND READY」・「JEFF BECK GROUP」、BB&Aの「BB&A」・「BB&A LIVE」、その後の「BLOW BY BLOW」・「WIRED」などの名盤揃いの中で、今回ここで取り上げるのはBB&Aの「BB&A LIVE」! ロック史に残る最強のトリオと言われる「BB&A」(ジェフ・ベック、ティム・ボガート&カーマイン・アピス)による1973年の日本録音のライヴアルバム。ジェフ・ベックはこの後フュージョン寄りのプレイスタイルへと変わっていくので、このアルバムが徹頭徹尾ロックしているベックを聴ける最後のアルバムです。