fc2ブログ
名古屋城外堀③(西側)
カテゴリ: 日記
5/30③ 名古屋城外堀③(西側)

「三之丸外堀」だけのつもりでしたが・・・。
第3回は土塁と水堀に沿って「西側」を進みます。
IMGP4056a3_20200612232023cae.jpg

土塁と堀川の間の「木挽町通」を北へ。
画像右のビルや家屋は土塁を背にし、左のビルや家屋は堀川を背にしています。
0IMGP3504.jpg

土塁はまだまだ続いています。特別史跡とはいえよく残ってるもんですよね。
草刈りなどの保全もたいへんでしょうね。
1IMGP3507.jpg

国道22号に突き当たり、道路の向こうの壁面のブロック見ると、切り開いた土塁の断面の形がよく分かります。
2IMGP3525.jpg

道路の向こうもまだまだ土塁は続きます。
400年前に人力でこれだけのものを短期間で作ったとはやっぱ凄いですよね。
3IMGP3534.jpg

そして土塁の起点or 終点の「幅下御門跡」に到着。
門は内から外へ下っています。
4IMGP3999.jpg

西の丸の石垣が見えて来てここからは「外堀(水堀)」に。
ここに「辰ノ口水道跡」という遺構があります。水堀はもともと湿地帯で水源は「湧き水」、堀の水位を保つため堀川へと流すのと、「巾下水道」として西側地域の生活用水にも使われました。桧造りの「大樋」(おおとい)があったそうで、この地域は今でも「樋の口」という地名(築城後50年ほどで湧き水の量が減り、龍泉寺から「御用水」がお堀へと引かれました)
5IMGP3988.jpg

お堀の向こうに「天守閣」(西正面)が見えてきました。
画像中央の「鵜ノ口」の左が「御深井丸」で右が「西の丸」。
堀の内側の石垣の高さに比べ、堀の外側の方がかなり低いというのが分かります。
7IMGP3976.jpg

1969年に開業した中部地区を代表するホテル「ナゴヤキャッスル」。
天皇陛下や皇族、海外からのVIPも数多く宿泊。右の低い建物が「天守の間」、左下の三角屋根は結婚式で使われるチャペル(祭壇の向こうに名古屋城が見える造りになっています)。
9IMGP3975.jpg

ホテルのティーラウンジ「ウィンザー」でケーキセットで一休み。
「YUZU抹茶」、西尾産の抹茶を使用、中には柚子のクリーム、程よい酸味と抹茶の濃厚さが良かった。
10imgp3122.jpg

ナゴヤキャッスルの敷地の片隅にある「御深地蔵大菩薩」。
名古屋城の築城当時に事故や病気で亡くなった人々の霊を慰めようと建てられたとのこと。
右の壁はこの地に明治に建てられた「名古屋好生館」という病院の煉瓦壁が残されているもの。
11IMGP3167.jpg

御深井丸の石垣の先に「西北隅櫓」(重要文化財)が見えて来ました。
12IMGP3966.jpg

第4回へつづく。
スポンサーサイト



編集 / 2020.05.30 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
プロフィール

drakitty

Author:drakitty
“Soyez les bienvenus!”
中日ドラゴンズと
チアドラゴンズを応援してます。

FC2カウンター
月別アーカイブ