5/17 愛が足りない
今日の午後から聴いていたのは、
矢野顕子さんのアルバム
「愛が足りない」。
「Akiko Yano Collection」という「1980-89」年の間に発売されたLPが、CD化された時の10枚BOXセットにボーナスCDとして入ってた1枚。
それまでのアルバムに未収録だったシングル曲などを集めたもの。
(のちに「愛が足りない」というタイトルで1995年に単品で発売)

この1枚にはぼくが矢野顕子さんのファンとなったきっかけの、NHK「みんなのうた」
♪「わたしのにゃんこ」(1983年4・5月放送)が収録されています。
子供の頃から、そして今でもぼくの世界で一番のお気に入りの曲かもしれない。
歌:矢野顕子&ひばり児童合唱団 作詞作曲:矢野顕子 編曲:坂本龍一
学校の帰り道に猫を見つけて、ようこちゃんとしんじくんと飼うと決めるも、ある日その猫はいなくなってしまうというストーリー。
YouTubeにありましたので埋め込んでおきます。
たぶんバックはYMOのメンバー、ひばり児童合唱団のコーラスもとても素晴らしいです。 絵は大橋歩さん。
「にゃ~んこ にゃんにゃんにゃん にゃ~んこ」と♪「わたしのにゃんこ」を聴きながら開いていたのは、
1977年に出版された
「佐野洋子」さんの絵本
「100万回生きたねこ」。
生まれ変わりを繰り返すオス猫が、やがて運命のメス猫と出会い愛や悲しみを知るという物語。
小学校の図書館で初めて読んだとき、悲しいというか、切ないというか、なんとも言えない気持ちになりました。20代になって読み返したときには、今の自分を見つめ直したり、生と死と愛を考えるきっかけとなりました。
いつ読んでも、なんか心がざわついて不思議な気持ちになります。

ぼくのブルーレイプレイヤーの録画一覧には
『ヨーコさんの”言葉”』というまとめ番組のカテゴリーが作ってあり、
これは随筆家としても知られる佐野洋子さんの「ふつうがえらい」・「神も仏もありませぬ」などの著書の中から選りすぐり、1話5分、全50話としてNHK名古屋放送局が製作したもの(2014年度)。
絵本の読み聞かせスタイルで佐野洋子さんのメッセージが伝わって来ます。
ぼくはだいたい週一でどれかを適当に選んで再生しては見返しています。
佐野洋子さんの人生・生活の中での喜怒哀楽の様子から、いろいろな感情や考え方などが学ぶことが出来、ちょっと切ないお話もありますが、最後には元気と勇気へと変わって行きます。
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