9/14② アジアの女

「アジアの女」
出演:石原さとみ・山内圭哉・矢本悠馬・水口早香・吉田鋼太郎
演出:吉田鋼太郎
脚本:長塚圭史
近未来、大災害によって壊滅した町で半壊した家に住み続ける兄と妹。
酒浸りとなったが兄、晃郎(山内圭哉)と、かつて精神を病んでいたが、
回復しつつある妹、麻希子(石原さとみ)。
そこへ書けない作家一ノ瀬(吉田鋼太郎)が現れ、
元編集者の晃郎に「物語を書かせろ」と迫る。
麻希子に想いを寄せる巡査の村田(矢本悠馬)。
外出した麻希子は鳥居(水口早香)と出会い「ボランティア」と称した仕事を始める。
純粋さと狂気のハザマにいる麻希子はついに家を出る決意をし、
家を出る事が出来ない晃郎は悩み苦しむ。
そして麻希子をモデルにした物語を書き出す一ノ瀬・・・。
正直な感想としては、物語の世界やストーリーを
観客が自身で考えたり想像したりする部分が多く、
みんなが良くも悪くも同じ感想を持つとは限らない内容でした。
ん~ん、ぼくの中では落としどころの無い舞台でしたが、
一人一人の演技はそれぞれの魅力にあふれ素晴らしかったです。
(渋谷・Bunkamuraシアターコクーンにて)
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