5/20② 馬籠宿・岩村城跡
登山の帰りに「馬籠宿」に寄りました。

「高札場」。幕府や領主が決めた法度や掟書などを木の板札に書き、
人目のひくように高く掲げておく場所。

中山道の宿場町。町の作りが枡形となっていたり、
軍事的要害としての意味も持ちました。

「木曽路はすべて山の中である」と記した、
名著「夜明け前」の作者の島崎藤村の生誕地で記念館もあります。
建物や町並み、水車が回っていたり、江戸時代を感じさせてくれました。

木曽の定番の「五平餅」を食べました。

足を伸ばして「岩村城跡」へも行きました。

標高717mに建ち「日本三大山城」の一つに数えられる、
高低差180mの地形を巧みに利用した要害堅固な山城。
しばらく登ると見事な石垣が現れました。

戦国時代、この地は織田信長と武田信玄の勢力が均衡した場所。
「女城主」の戦いと愛の物語が伝わる。

鎌倉・室町時代から戦国時代、江戸時代を経て明治まで
「700年間」の長きに渡る城の歴史は日本ではまれ。

石垣だけでもかなり強固な城だったことが分かります。

霧の湧き易い気象までも城造りに活かされているそうで、
別名「霧ケ城」とも呼ばれています。

翌週、ちょうどNHK「歴史秘話ヒストリア」で取り上げられていました。
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