3/28 ハイポジ
(またTVネタですが・・・)。
この1月から3月にかけていちばんハマっていた
「真夜中ドラマ ハイポジ 1986年、二度目の青春。」(BSテレ東)。
その「ハイポジ・オフィシャルブック 80年代、それぞれの青春」
が届きました。

会社をリストラされ、離婚も秒読みという46歳の天野光彦(柳憂怜)。
そんな中、光彦は風俗店で滑って頭を打って、
1986年の16歳だった頃にタイムスリップしてしまう。
心は46歳のままで高校生に戻った光彦(今井悠貴)は、
初恋の小沢さつき(黒崎レイナ)や将来妻となる司幸子(鈴木絢音)
との間で戸惑いつつも、不良ともめたり、大人の遊びを覚えたり、
家族との絆を大切にしたり、かつては経験しなかったことばかりの
「2度目の青春」を謳歌していくストーリー。
(原作はきらたかしさんの漫画)

(公式Twittter「@high_posi1986」よりシェア)
「1986年」にタイムスリップするというドラマなんだけれど、
1986年は、ぼくが高校2年生の時で、このドラマの主人公とほぼ同じ。
「ハイポジ」というのは、カセットテープの「ハイポジション」タイプを
略した呼び方で、ノーマルタイプより値段が少し高くて、
ちょっと大切な曲たちを録音したりしていました。
ドラマの中の風景や流れる音楽、服装など、リアルさと空気感がよくて、
あの時代を思い出しては、切なくそして胸がキュンキュンとしました。
毎回、当時流行した曲のタイトルから付けられていて、
第1話:「翼の折れた天使」
第2話:「ONEWAY GENERATION」
第3話:「JINGI 愛してもらいます」
第4話:「ROMANTICが止まらない」
第5話:「ONLY YOU」
第6話:「ガラスのジェネレーション」
第7話:「フレンズ」
第8話:「悲しみにさよなら」
第9話:「恋の予感」
第10話:「YES MY LOVE」
第11話:「SWEET MEMORIES」
最終話:「MY REVOLUTION」
どれもこれも知ってる曲ばかりで、
もちろん、ドラマの中でもこの曲たちが流れ、
そして他にも♪「色ホワイトブレンド」・♪「スローなブギにしてくれ」
♪「セカンド・ラブ」などと80年代の曲がたくさんちりばめられていて、
ドラマを見ていてぼくもその世界へ行っているかのような感覚に。
小沢さつき役の黒崎レイナや司幸子訳の鈴木絢音がメチャ可愛いくて、
主演の今井悠貴もストーリーをとても理解した演技が光ってて、
そして何よりも現代の光彦を演じる柳憂怜の演技がとてもいい感じでした。
ぼく、高校時代に一部の友人たちに「柳ユーレイ」に似てる
と言われていたことを思い出しました(笑)
* * * *
2004年に「セカチューブーム」を巻き起こした大ヒット映画
「世界の中心で愛をさけぶ」も「1986年」を回想するストーリーで、
その中でも「カセットテープ」が物語の重要なアイテムとして登場します。
アナログからデジタルへどんどん移り変わり始めた頃のこと。、
「カセットテープ」は今では失われてしまったもの、
過ぎ去った日々の象徴となっているように感じました。