2/23② fast break⑲
「三菱電機コアラーズvsトヨタ自動車アンテロープス」第1戦!
プレーオフセミファイナルは3戦予定されていて、
2戦先勝した方がファイナルへの権利を得ます。
アンテロープスのチアチーム(トヨタ自動車の社員)。

今シーズン、アンテロープスとはレギュラーシーズン(2試合)と
皇后杯(1試合)で対戦していますが、コアラーズは3連敗中。
どの試合もコアラーズが前半リードしながらも後半に逆転されるという、
勝ちきれないコアラーズの弱さが勝敗を分けて来ていましたが、
でもそろそろコアラーズが勝つ頃だと感じています。
アンテロープスは現在日本代表を4名有し、
個々の能力が高く、体格もいい選手たちがそろっている。
黒いユニフォームからも強いプレッシャーが伝わって来ます。

因縁(!?)の安間選手とリュウ選手。気持ちの強さならリュウ選手が上。

【1QTR】
両チーム、初戦の出だしが大事と激しい攻防。
流れ的にはアンテロープスでしたが、
コアラーズはシュートを決めるところでしっかりと決め離されない。
3Pを放つイシ選手!

互いに一歩も譲らない展開が続き、第1QTR20-20の同点での終了間際、
LEB選手が三好選手との1on1からステップインでシュートを決める!
(ここのプレー、スッゲーかっこ良かった!)
22-20でコアラーズ2点のリードで第2QTRへ。

激しいい女子の闘いの炎に、ダイヤモンドルージュが舞いをささぐ。

【2QTR】
アンテロープスが個々で激しく攻めてくるもシュートが決まらず失速。
この間にコアラーズは、リュウ、イシ、ハク、オル選手と
チームでゴールを決め得点を伸ばして行く。
終了間際、またもLEB選手が三好選手との1on1からステップインでゴール!
(三好選手がファウルすれすれでしつこくしてくるも、それを振り切ってのゴール。
ここのプレーもスッゲーかっこ良くてシビレました!)
39-26と13点のリードで前半を終える。

【3QTR】
得点差を縮めようとアンテロープスが3P攻勢でくるも
成功率が低く士気が上がらず逆に焦りが見えてくる。
コアラーズはリバウンドやルーズボールをしっかり取るなど、
ボールへ向かう気持ちを前面に出し得点につなげて行く。
コンビネーションプレーなどからワン選手がゴール下を次々と決め、
一気に点差を広げ、66-38、コアラーズ28点リード!

【4QTR】
単発なアンテロープスの攻撃に対し、
コアラーズは点差を優位にゲームを進め、
残り3分ほどからはベンチメンバーをコートへ送り出す。
高卒2年目のメイ選手がアンテロープスのディフェンスにドライブインで突っ込む!
なかなかの強心臓に拍手!レイラ、ユイナ選手のルーキーも出場しました。

イシ、リュウ、ハク、ワン、LEB選手の5人が二桁得点!
81-58、23点差で第1戦を快勝!
クォーターファイナルでの接戦をモノにし、
その勢いで試合に臨んだコアラーズと、
セミファイナルからの出場で試合間隔が空き、
波に乗れなかったアンテロープスとの差が、
このゲームのポイントとなったようでした。
初戦を取ったのは大きい!
コアラーズのファイナル出場への可能性が大きくなりました!

コアラーズ 〇81-58● アンテロープス
1QTR:22-20
2QTR:17-06
3QTR:27-12
4QTR:15-20