8/13① 庄内の旅④(鶴岡)
一泊した「
湯殿山参篭所」。
主に修験者が宿泊する施設で、部屋にはTVもないところ。

ここに泊まった目的は「
御神湯風呂」に入るため。
「神様の御神湯に入り、心身共に大神様の御神徳を頂く」ところ。
浴場には大きな神棚がありその前に浴槽があるのみ。
加温掛け流しで、少し茶色かかっていて、鉄の味がしました。
とてもいい感じのお湯で、夕、夜、朝と何度も入りました。

思いっきりのんびりした後、
11:00、湯殿山から鶴岡駅へ向かうバスに乗って出発。

鶴岡の市街地に入り、途中下車。
12:15、鶴ヶ岡城跡「
荘内神社」へ。
戦国時代は上杉氏、関ヶ原の合戦後には最上氏が封じられるも改易となり、
徳川四天王の一人酒井忠次の孫酒井忠勝が、
出羽庄内藩14万石の初代藩主となり、以後250年荘内の中心となった城。
その本丸跡に建てられた荘内神社。

鶴ヶ岡城址内にある鶴岡出身の作家「
藤沢周平記念館」。
江戸時代の庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説を多く残し、
庄内・鶴岡をモチーフとした架空の藩「海坂藩」を舞台にした作品群が有名。
「蝉しぐれ」・「たそがれ清兵衛」・「隠し剣 鬼の爪」・「武士の一分」など、
映画やTVドラマ化もされ、ぼくも大好きな作品も多いです。
自筆原稿・創作メモなど、作品や人物に関する資料の収集・保存・展示。

市内には至る所に、その作品とゆかりの地に案内板が立てられていました。

大正時代に立てられた「大寶院」」という洋館。

13:08、市役所前からバスに乗って、次の目的地へ。