9/29① 石巻山
豊橋市の「葦毛湿原」(いもうしつげん)に行きました。

白玉星草(シラタマホシクサ)が星空のように広がっていました。



シラタマホシクサの根元の方を見ると湿原でしか見られない植物が、
画像左上の赤いのが「トウカイモウセンゴケ」、有名な食虫植物。
右下の黄色い花は「ミミカキグサ」これも食虫植物。

*「食虫植物」は葉や茎などで虫を捕らえ、栄養分とする肉食植物。
「ヒメアカネ」
最近知ったけど、「蜻蛉」(とんぼ)という漢字の、
青と令には美しいという意味があり、
蜻蛉というのは「すべてが美しい虫」という意味だそうです。
透明な羽根がとても美しく見えました。

そして、石巻山へも行きました。

石巻山は全国的にも知られたフリークライミングの岩場があり、
ぼくも秋冬になるとよく通っていましたが、
2006年にクライミング禁止となってしまい(看板参照)。
それ以来、久しぶりに来てみました。
登山道から外れ、岩場の方へ行ってみると、
木が覆い茂っていて大変でしたが、
「頂上直下のフェイス」までなんとか行けました。
ここには8本のルートがあり、
左端がぼくが何回も挑戦した「フィスエネ(5.11a)」、
右の方に名ルート「サタンリング(5.11c)」「デモンメイル(5.10c)」
などがあり、どれも最後までレッドポイント(完登)出来ませんでした(泣)。

岩場中央の人気ルート、
クラックの左側が「ひめはじめ(5.10c)」、
クラック沿いが「かきぞめ(5.10b)」。
かきぞめで少し派手に落ちて宙ぶらりんになったことを思い出します。
よく見るとまだツヤのあるハンガーや終了点が残っています。

*奥の岩場の「かっぱフェィス」までは、藪に阻まれ行けませんでした。
「フェイス・ザ・ミュージック」(5.12b/c)、「ブレイクスルー」(5.12a)
などの高難度のルートも、今や「夏草や兵どもが夢のあと」。
石巻山の頂上からは浜松・豊橋・豊川への眺望が広がる。
徳川家康の天下取りへの基盤となった地域でもあります。
