8/6 乗鞍岳と信州ぶらり旅①
「乗鞍岳1日目」
そんなわけで、岐阜県と長野県の県境の「乗鞍岳」(3026m)です。
名古屋を朝6:00に出て、中央道~長野道経由、乗鞍観光センター駐車場10:00、
11:00のシャトルバスに乗って、乗鞍畳平着11:50.
もうここで標高2700m。気温も低く、ちょっと寒いくらい。
多くの観光客が訪れていました。

(なんでこんな所までドライブウェイが出来ているのかというと、
昭和16年に軍の航空本部が航空エンジンの高地実験施設を
畳平に建設した時の軍用道路が始まりなんだそうです)。
12:00から頂上を目指す登山はいかがなものだろうか?
と思いつつも、標準コースタイムは片道1時間30分。
地図を見て、ぼくの脚ならたぶん1時間で着くだろうと、
天候がよかったので頂上を目指すことにした。

稜線上のコロナ観測所と池へ少しずつ溶ける雪。

高山植物の女王「コマクサ」(駒草)。
花弁が馬の顔ににてるから。

頂上方向をのぞむ。

森林限界を越えた世界。
ハイマツの匂いが漂う山の空気を肺いっぱいに吸うと、
体の細胞がひとつひとつよみがえっていく感じがする。
気力も体力も自分のあらゆる力が、心に体にみなぎってきます。

13:00 「日本の3000M峰21座」の中で、唯一残していた
「乗鞍岳」(3026m)登頂!

日本で一番高いところにある池「権現池」。
乗鞍岳は山が出来て128万年ほどと言われていて、
数え切れない噴火を繰り返し、火口湖も多く存在する。
(富士山が今の形になったのは1.4万年ほどというから山の歴史が全然違う)。

「肩の小屋」で、
「日本の3000M峰21座登頂」を祝い、生ビールで乾杯!

「残暑見舞い」。
肩の小屋の記念スタンプを、持ってきた葉書に押しました。
(スタンプ以外の部分、文章、宛名は印刷済み)

葉書にスタンプを押しながら、
これまでお世話になった方々一人一人との想い出を思い出していました。
S本氏・W山氏・S原氏・F井氏・T根氏・O氏などを始めとして、
山とは限らず、いろんな物事の考えかた生き方など、
本当にたくさんのことを教えていただきました。
感謝の思いで胸がいっぱいになりました。

肩の小屋からの風景。
雲が同じ高さか、それより下。

備考:なぜ乗鞍岳が最後になったのかというと、
行くなら雪のある時期(GW頃)に、
1日目:位ヶ原~乗鞍岳頂上~肩ノ小屋
2日目:肩ノ小屋~畳平~十石山~硫黄岳~白骨温泉
というルートをやりたいとこだわってたから。
誰かまた今度いつかつきあって下さい。