1/17 プログラムピクチャー

「ハマちゃんとスーさん」のコンビで知られる映画、
「釣りバカ日誌」シリーズが「納竿」を迎えた。
ぼくは山田洋次監督作品を始めとした松竹映画が好きで、
昔は毎年お正月になると「男はつらいよ」を映画館で見るのが新春恒例でした。
その同時上映、いわゆるプログラムピクチャーで「釣りバカ」を見ていました。
そして男はつらいよシリーズが終わり、釣りバカが後を引き継ぐような形となった。
そうやって、1988年から2009年まで通算22作が世に送られました。
そのハマちゃん役の「西田敏行さん」が、
「全国22カ所ロケ地お礼行脚」で、
この名古屋でも舞台挨拶があるということで名駅のピカデリーへ行った。
お一人様なので2列目のポツンと空いてる席に座れ、
間近で西田敏行さんのダジャレやモノマネを交えたお話が聞けた。
今回でシリーズ完結ということで、淋しいと思うばかりだったんだけど、
西田さんの舞台挨拶を生で聞いて、区切りがつきました。
そして「釣りバカ」は、ぼくやみんなの中でこれからも生き続ける
ということが実感できました。
引き続きの上映では、熱烈な釣りバカ日誌ファンが集まってるため、
スクリーンに向かって声をかけたり、大きな声で笑ったり、拍手したり、
スーさんが生き返った時には、ぼくも「よかった~」と涙が出た。
いつもの「合体」やミュージカルシーンなど、
ユーモアたっぷりで、見所いっぱい。
松竹の看板女優だった松坂慶子さんの演技も感慨深く、
三国さんの演説シーンは心振るわされ、
最後の釣りシーンとなったハマちゃんと幻の魚イトウとの格闘も凄かった。
そして、エンドタイトルでのカーテンコールには、
感動と感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
*テレビ取材なども来ていて、翌朝の「どですか」にちょっと映ってた、
中スポの芸能欄の写真はぼくの隣で切れていました。
