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伊吹薬草ソフトクリーム②
カテゴリ: 登山
8/5② 伊吹薬草ソフトクリーム②

この時間帯は霧が立ち込めていましたが、一瞬晴れた合間に「琵琶湖」の眺望が楽しめました。
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「伊吹山寺覚心堂」。
一昨年ここで購入したお守りを納めて新しいのをいただきました。
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「日本武尊(ヤマトタケルノミコト)像」(12:20到着)。
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売店エビスヤでいつもの「伊吹そば」!山菜たっぷり。芥子菜と山くらげがいいんですよね。
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山小屋のスタンプを借りて「暑中見舞いはがき」を作成。
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この辺りは「シシウド」が盛り。
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「メタカラコウ」。
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「一等三角点」。日本に370ヶ所あるうちの一つ。
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「ルリトラノオ」(伊吹山固有種)。
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「サラシナショウマ」。
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下り専用の「東登山道」。こっちも通ったことがなかったので初めて。
(画像左、山小屋荷物用のモノレールがここに通っていたんですね)。
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「伊吹薬草ソフトクリーム」。
クマザサ、オオバコ、ビワの葉など23種類の薬草を粉にして練り込んだソフトクリーム。暑さで溶けるのが早くゆっくり味わえませんでしたが、後味はドクダミでした。
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16:05 スカイテラス発のバスに乗って米原駅へと向かいました。
下りのドライブウェイのバスから写した伊吹山。来年は下から歩いて登りたい。
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*****

この伊吹山の記事を作成しながら、先日テレビ録画した「西村京太郎サスペンス キャリア探偵日菜子の調査ファイル」(2003年)を見てたら、懐かしの「上原美佐」さんが出演していて、「今どうしてる?」とググったら、なんと上原さんの出身地が「滋賀県米原市(旧坂田郡伊吹町)」と記されていました。この偶然にビックリ!
上原さんは2015年に芸能界を引退されたようです。
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編集 / 2023.08.05 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
伊吹薬草ソフトクリーム①
カテゴリ: 登山
8/5① 伊吹薬草ソフトクリーム①

米原駅(10:10到着)。ここから伊吹山行きのバスに乗ります。
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この夏に2年ぶりに伊吹山登山を予定していましたが、7/12の大雨で登山道が土砂崩れで通行不可中。
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なので今回は米原駅から「伊吹山ドライブウェイ」で山頂駐車場まで行き、そこから頂上周辺をハイキング。
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「伊吹山ドライブウェイ」のゲート。
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クネクネの急勾配の道を上って行きます。
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このドライブウェイ、全長17kmと結構長いんですよね。
子供の頃、家族でドライブに来て僕も妹も車酔いして道路わきで吐いたことを憶えています。
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山頂駐車場(11:45到着)。
観光バスがたくさん来ていました。この時間霧に覆われていました。
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駐車場からは3本の登山道があり今回は「西登山道」から(山頂まで40分)。
伊吹山へは20回以上登山で来てますが、こっち側へは来たことがないので初めてのルート(11:50出発)。
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「キオン」が斜面を覆っていました。
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「伊吹山もりびとの会」が管理するお花畑がいい感じでした。
「コオニユリ」・「シモツケソウ」。
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「クガイソウ」。
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20年くらい前は頂上付近はどこもこんな感じでしたが、鹿の食害で荒れ果て、その後の保護活動でネット柵で囲われた場所のみ再生してこうしてお花畑を見られるようになりました。
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次へ。

編集 / 2023.08.05 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
白馬錦
カテゴリ: 登山
5/27&28 白馬錦

山岳会の先輩の白馬村の別荘でバーベキュー。
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創立1958年の愛知県山岳連盟加盟の山岳会でしたが2017年に解散。
今回はこの別荘の持ち主のHさんからの声かけで現在もつながりのあるメンバー8名が集まりました。
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ぼくがいちばん若いというくらい平均年齢が高く、あまり脂っこいカルビとかではなくて信州牛のステーキ肉がドカンと。
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信州牛メチャ美味しかったです!地元のクレソンも。
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みんなでいろーんな話をしてゆったりとした時間を楽しみました。
久しぶりに飲んだ地酒「白馬錦」(純米)も美味しかった。
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帰路、駒ケ根SAから見た中央アルプスの「仙崖嶺~南駒ケ岳~赤椰岳」。
2010年にWTさんと二人で「伊那川ダム~越百山~仙崖嶺~南駒ケ岳~赤椰岳~空木岳~伊那川ダム」へ行った時のことを思い出しました(「空木岳①」)。ぼくもそろそろ登山活動復活しなければなあ。
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編集 / 2023.05.28 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
7回忌
カテゴリ: 登山
1/29② 7回忌

今日は山岳会の先輩のWTさんの命日でもう7回忌。
ぼくより1歳年上で48歳の時に亡くなられました。

WTさんとの登山での思い出はたくさんあるんですが、今回は「教訓話」を一つ。

2003年12月31日~2004年1月2日         
31日:美しの森P(10:40)~出合小屋(13:00)
 1日:出合小屋(4:30)~天狗尾根(6:30)~カニのハサミ(8:30)~大天狗(10:15)~小天狗~稜線(11:12)~キレット小屋(12:00)~ツルネ~ツルネ東陵~出合小屋(14:10)
 2日:出合小屋(6:50)~美し森P(8:30)

WTさんと二人で「赤岳 天狗尾根」に行った時のこと。
ザイルをつないでぼくが先行して雪の尾根を登り、難関の「カニのハサミ」もぼくのリードで突破し、目的の「大天狗」も通過。そこで気を抜いてしまったぼくは「もうザイルを外しましょう」と言うと、WTさんが「ここのルートではここから簡単になるけど、他の所と比べるとまだまだ危ない所があるから」とザイルを外すのは止め、そこからはWTさんが先行。
その先でぼくが落ちてWTさんがザイルで止めてくれました(汗)、死んでたかもしれませんでした。
「最後まで気を抜かないように」という教訓話でした。
あの日は1日約10時間行動でヘトヘトでテントにたどり着いたのを覚えています。でもその後は酒盛りでした。
<「小天狗」のをバックに記念撮影をするWTさん>
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もうひとつ。
ぼくが「チアドラゴンズ」に突然ハマった時に、WTさんは少し冷ややかな目で見ていましたが、その後WTさんが「Pafume」のファンになってコンサートに各地へ行くようになると、「〇〇くんの気持ちが分かった」と言ったりしていました(かしゆかのファンでした)。


編集 / 2023.01.29 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
山の日(令和4年)
カテゴリ: 登山
8/11 山の日(令和4年)

今日は「山の日」(令和4年)。
夏山用の登山靴を出してきて手入れをしました。
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昨年7月に行った「早池峰山」の登山中に強迫性障害の大きな発作が起きてから1年以上も山とは遠ざかっています。いつかケガをしたり体を壊して山へ行くことが出来なくなる日が来るかもしれないと思っていましたが、メンタルの方で行けなくなるとは思ってもみませんでした。
昨年7月から年末まで日常生活の中でもかなり苦しい状況が続きましたが、年明けから回復の兆しが見え、最近では一番ひどかった時を10とすると2か3ぐらいにはなっています。ほぼ大丈夫ですがいつぶり返すかもしれないという恐れもあるので、まだしばらくは山行は見合わせたいと思いますが、体作りは始めたいと思います。

編集 / 2022.08.11 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
早池峰山⑤
カテゴリ: 登山
7/22&23 早池峰山⑤

車の運転はなんとか普通に出来て、駅前でレンタカーを返却して、「新花巻駅」到着(17:15)。花巻のこども園の「七夕飾り」が飾られていました。
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駅に「花巻観光センター」というのがあったので寄ってみると、「花巻温泉郷」の大きな表示があり、温泉の紹介コーナーと思って奥の部屋へ入ると。
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花巻市にゆかりのあるプロ野球選手(主に「花巻東高校」出身)についての展示があり、
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現在MLBで活躍する大谷翔平投手や菊池雄星投手のサインやユニホームやグラブやシューズなどがありました。
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新花巻駅発(18:42)、盛岡駅乗換、「八戸駅」到着(20:12)。
駅からすぐ近くのホテルにチェックインし、お風呂に入ってすぐに寝ました。
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翌朝、ホテルの部屋から見る八戸市街。
今日は計画では八戸駅発のバスに乗って「奥入瀬渓谷」へ行き観光、そして「十和田湖」湖畔のホテルに1泊する予定でしたが、昨日のこともありすべてキャンセルして名古屋へ帰ることにしました。
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ホテルの朝食のお味噌汁、「三陸わかめ」たっぷりでした。
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「八戸駅」(09:30)。
八戸駅発(10:17)、東京駅乗換、名古屋着(15:09)。
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八戸駅で買った駅弁「三沢八戸弁当」。新幹線戦の中では食べることなく自宅まで持って来ました。
三沢沖地域ブランド「昼イカ・赤とんぼ」と、八戸前沖「銀鯖」が押し寿司のようになっていました。イカのワタまで付いていたり、味も内容も盛り付けも充実、これまでぼくが食べた駅弁の中でトップクラスでした。
今回の旅行では訪れた地域の食べ物にあまり触れられませんでしたが、これで大満足出来ました。
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編集 / 2021.07.23 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
早池峰山④
カテゴリ: 登山
7/22③ 早池峰山④

下山開始(10:20)。「コバイケイソウ」(小梅蕙草)の群落。
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「ヨツバシオガマ」(四葉塩釜)。
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「御田植場」を通過。
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「ハヤチネウスユキソウ」のシャープなタイプの方。
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「イブキジャコウソウ」(伊吹麝香草)。伊吹山の名が付く花をここでも見ることが出来ました。
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下りも蛇紋岩に苦労しました(1回だけ派手に滑って転びました)。
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下りの途中で持病の「強迫性障害」の発作が出て、登山道を行ったり来たりしはじめ、気が付くと1時間のところを2時間半もかかってしいまいました。そこからまた同じところを降りては戻りを繰り返し、半分も下りていない地点ですでに14:20・・・。「もうダメだ」と思い下山中の登山者に助けを求め一緒に降りてもらうことに。下記画像のお二人に助けてもらいました。
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「小田越登山口」(15:40)。ここまで2時間で降りて来られるところですが、5時間もかかってしまいました。
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ここから本来なら舗装道を30分歩くのですが、先ほどの二人に勧められジャンボタクシーにまで同乗させてもらいました。
「河原坊登山口駐車場」(16:10)。
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つづく
編集 / 2021.07.22 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
早池峰山③
カテゴリ: 登山
7/22② 早池峰山③

「五合目」(8:15)。早池峰山は火山ではなく海底が隆起した「隆起準平原」。
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ここからは「ハヤチネウスユキソウ」のコーナー。
「クジャクチョウ」が止まっているところ。
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「薄雪草」ってこの花をよく表した本当にいい名前ですね。
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日本の「エーデルワイス」とも呼ばれていて、♪「エーデルワイス」と言えば、ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌。「Edelweiss, edelweiss Every morning you greet me Small and white, clean and bright You look happy to meet me」って中学校の音楽の授業で習った記憶が。
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清々しくて可憐だ~。朝露の雫もいい感じ。
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「天狗の滑り岩」の鉄梯子。梯子以外の所に足を置くと蛇紋岩で滑るので注意。
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岩場をぐんぐん登って行きます。
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「剣ケ峰分岐」(9:05)。
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稜線に出るとお花畑が広がっている所があり、登りの斜面とはまた異なる花たちが咲いていました。
ヨツバシオガマ、イワオトギリなど赤・黄・白・青など彩り豊かでした。
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頂上まであと少し。
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「早池峰山頂避難小屋」。*避難小屋なので緊急以外は宿泊不可。
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「早池峰山頂」(9:25)。宝剣が至る所に立ててあり、朱色の祠がありました。
*3時間の予定が4時間かかってしまいました。理由は下山のページでお話します。
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またひとつ目的の山の頂上を踏むことが出来ました!様々なことに感謝!
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山頂付近は霧に包まれ眺望を楽しむことは出来ませんでした。
避難小屋でスタンプを借りて、「暑中見舞いはがき」に押しました。WTさんのカラビナも一緒。
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つづく。
編集 / 2021.07.22 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
早池峰山②
カテゴリ: 登山
7/22① 早池峰山②

起床(4:00)、河原坊登山口出発(5:25)、舗装路を歩き、小田越登山口到着(6:00)。蛇紋岩の石塔。
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小休止後、小田越登山道へ(6:15)。木道から始まり、緩やかな登りが続く。
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一合目(6:55)。森林限界を超え、岩山とハイマツの緑が見えて来ました。
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振り返ると雲海が見えました。お天気に恵まれて良かった。
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「蛇紋岩」の露頭。表面が風化しているためよくある岩のようですが、マグネシウムなどの重金属を多く含む特異な岩石だそうです。
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登山道の人が踏んで表面が擦れた蛇紋岩。テカテカで蛇の皮のような模様が見えました。これがとても滑りやすく注意して歩かないといけませんでした。雨が降ったりして濡れると相当滑るそうです。
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「ナンブトウウチソウ」(南部唐打草):早池峰山固有種。
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「チシマフウロ」(千島風露)
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「ミヤマオダマキ」(深山苧環)
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「,ホソバツメクサ」 (細葉爪草)
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そして今回の登山の目的の「ハヤチネウスユキソウ」(早池峰薄雪草)。
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蛇紋岩の岩礫地に「ハヤチネウスユキソウ」が群生していました。
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つづく。
編集 / 2021.07.22 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
早池峰山①
カテゴリ: 登山
7/21 早池峰山①

東海道新幹線「のぞみ206号」:名古屋駅(7:31)~東京駅(9:09)
東北新幹線「やまびこ55号」:東京駅(9:40)~新花巻(12:41)
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駅前でレンターを借りて、途中の道の駅に寄ったりしながら1時間30分ほど走り、「河原坊登山口駐車場」(14:25)に到着。ここで標高1,050m。
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今回の登山の目的の山は北上山地の最高峰「早池峰山」(ハヤチネサン)。
「日本百名山」のひとつ。3年前に行く準備をしていたら膝を痛め中止、昨年はコロナ禍、今年はワンチャンで来ました。
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「インフォメーションボード」には現在花盛りの高山植物の名前がたくさん書いてありました。高山植物が豊富な山で「花の百名山」のひとつ。
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「早池峰自然保護センター」は早池峰国定公園について展示した施設。
展示されている山のジオラマを使って今回のルートなどを説明すると、
夏場は一般車の「車両交通規制」が5:00~13:00まであるため、ふもとの岳駐車場からの「早池峰登山シャトルバス」を利用して、河原坊登山口か小田越登山口へ向かうのが一般的。
しかし今夏はコロナ禍でシャトルバスが運休、そして「河原坊登山道」が崩落し通行止めのため、5:00~13:00の時間帯を外して車で河原坊登山口駐車場へ(小田越登山口は駐車禁止)。ここからの小田越登山口まで40分ほどの舗装路を歩いて「小田越登山道」を登ります(地元タクシーは規制時間帯も乗り入れ可能で小田越登山口まで送迎可能)。
*ジオラマの縦の2本の左側の道の下が現在地の河原坊。この左側の道が登れないので、右の方の小田越へ行って右の道から頂上へ。そして同じ道を戻って来るというコース。
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早池峰山の「蛇紋岩帯」のみに生育する「ハヤチネウスユキソウ」。
これが目当てで日本中から登山者が集まってくるところ。ぼくもそうです。
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道の駅で買った「ハヤチネウスユキソウ」がラベルに描かれた地元のブドウ園が作ったエーデルワインと、
米沢牛を使った「三味 牛肉どまん中」、甘辛醤油味・しお味・みそ味の三種の味が楽しめる駅弁で、車中で晩御飯。(16:15)。
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21:00、飲み始めたのが早かったのでゴロゴロだらりと1本空けてしまいました。そして車中泊、就寝。
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つづく。

編集 / 2021.07.21 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
伊吹麝香草②
カテゴリ: 登山
7/17② 伊吹麝香草②

「ヤマトタケル像」。古事記に登場する「日本武尊」(ヤマトタケルノミコト)は、熱田神宮から伊吹山の神を征伐に向かいますが、草薙剣(クサナギノツルギ)を持っておらず、白いイノシシと化した伊吹山の神に敗れ重傷を負い、それが原因で亡くなったと言われています。日本各地にヤマトタケルを称える像はたくさんありますが、敗れた地に建つ像はこれのみのはず。
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「伊吹そば」。これもいつもの楽しみ。山菜が美味しい。
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「伊吹風露」(イブキフウロ)。伊吹山の固有種。
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「伊吹虎尾」(イブキトラノオ)。これも「イブキ」と名の付く代表的な花。
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「深山小薊」(ミヤマコアザミ)。今日の頂上のお花畑の主役はミヤマコアザミでした。夏の花はまだこれから。
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「濃尾平野」方面への眺望。いつもの通勤途中で見ている伊吹山を今日は逆から。
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「伊吹麝香草」(イブキジャコウソウ)
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「伊吹麝香草」の白花。
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13:15 「伊吹山寺」の横へ戻ると、WTさんの奥さん(この方も山岳会のOB)も「途中で降りるかも」と言ってましたが1時間遅れでもしっかり登って来ていました。
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かわいい「白いイノシシ」が描かれている看板。ヤマトタケルを倒したとされる伊吹山の荒ぶる神の化身の白い猪。
伊吹牛乳で作られた「伊吹プリン」もいただきました。
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画像は逆光でイマイチですが、今日は琵琶湖の眺望が最高に良かったです!
13:40同じルートで下山開始。15:55登山口に無事到着。近江長岡駅から電車に乗りました。
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編集 / 2021.07.17 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
伊吹麝香草①
カテゴリ: 登山
7/17① 伊吹麝香草①

毎年恒例の「伊吹山」登山。8:35スタート
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今日のメンバーは山岳会の先輩のUTさんとWT夫妻。
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「風露」(フウロ)
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「撫子」(ナデシコ)
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「夕菅」(ユウスゲ)
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「3合目」、10:00通過。梅雨明けでお天気は最高!
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「5合目」、10:35通過。何千年か何万年か前に崩壊して出来たとされる南斜面を登って行きます。
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「8合目」、11:25通過。最後の急勾配。
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「9合目」、11:45。米原・長浜・彦根方面と「琵琶湖」がよく見え、今日は対岸まで見えました。
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「伊吹山寺」。11:55到着。
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登山者が多いのではぐれた場合の集合場所としていたお寺の横でさっそく1杯。
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つづく。
編集 / 2021.07.17 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
各務原アルプス(金毘羅山・明王山・城山)
カテゴリ: 登山
4/3 各務原アルプス(金毘羅山・明王山・城山)

「各務原アルプス」
岐阜市北部から愛知県犬山市にかけて、およそ40kmに渡って東西に連なる丘陵地帯で、岐阜県各務原市の北部の山並みの通称(関市側からは「関南アルプス」と呼ばれる)。
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主な山は「城山・明王山・金毘羅山・迫間山・金山・向山・岐阜権現山・北山・各務原権現山」。
今回は各務原公園から東側の「金毘羅山・明王山・城山(猿啄城)」への往復。
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8:45出発。昨年9月に骨折して以来の登山で、出だし少し緊張していましたが、登山道わきのミツバツツジが満開で鮮やかな色が気持ちを明るくしてくれました。山岳会の先輩WMさんと一緒に。
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9:25「金毘羅山」を通過。
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この辺りは自然林で山桜がたくさん咲いている様子が見られました。
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9:35「明王山」到着。ここで小休止。
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西側への眺望。曇ってていまいちでしたが、伊吹山や金華山(岐阜城)がなんとなく分かりました。
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北側への眺望。岐阜県関市方面、手前が関工業団地。天気が良ければ正面に鷲ヶ岳や瓢ヶ岳、右奥方向には北アルプスが見えるそうです。ぼくの実家の辺りも一応確認できました。
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ミツバツツジのピンクから、ヒカゲツツジのイエローへと変わりました。
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南側への眺望。中央に流れるのが木曽川。画像中央の緑の高台に犬山城。画像左上には小牧城のある小牧山。その奥に名古屋駅の高層ビル街が見えます。戦国時代に「小牧長久手の戦い」で徳川家康と豊臣秀吉が対峙した辺り。
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イワカガミもあちこちで見られました。
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10:30「城山」。山頂には戦国時代に「猿啄城」(さるばみじょう)があったとされ、展望台が設けてありました。
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展望台から南への眺め。木曽川を挟んで愛知県(尾張)と岐阜県(美濃)の県境。
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明王山へと同じ道を戻り、そこからは「迫間不動尊」の方へと下りました。
平安時代から続く信仰の場だそうで、今日も多くの人が訪れていて、ここにこういった場所があるとは知りませんでした。
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「関はさま農産物直売所」という店があり、並んでいる山菜の中にコシアブラがありました。
12:45 各務原公園駐車場着。軽いいい運動になりました。
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編集 / 2021.04.03 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
美ヶ原・霧ヶ峰(敗退)②
カテゴリ: 登山
9/20 美ヶ原・霧ヶ峰(敗退)②

5:00 起床、朝食を済ませテントを撤収して、6:30 和田峠の駐車場へ。6:40 駐車場着。
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計画ではここから霧ヶ峰の車山まで往復する予定でしたが、WMさんが膝が痛むということで、ぼくだけ歩きで山を越えて、WMさんはビーナスラインを車で八島湿原まで行き、そこで合流して車山を目指すということになりました。
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6:55 出発。最近全国的に熊との遭遇による事故や目撃情報が毎日のように伝えられていて、これまでクマ避けの鈴は反対派だったんだけど、さすがに付けるようにしました。登山ショップで2100円もしましたが、とてもいい響きでしかも遠くまで届きました。
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「ヤマトリカブト」
稜線に上がるとトリカブトがあちこちにいっぱい咲いていてこの季節の主役となっていました。一つの株にこれだけたくさんの花を一度に付けてるのも初めて見ました。でも毒のある花に囲まれてなんか微妙な気持ちに。
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「ミヤマラッキョウ」
この紅紫色もいい感じ。
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「ハナイカリ」
船の錨のような4本の突起が特徴的。淡黄色がキレイでした。
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トリカブトは生えている場所によって紫色の濃さが異なりこんなに濃いものも。兜をかぶった兵士というかダースベーダーのようで、とても存在感がありました。
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霧のかかった笹薮でいつ熊と鉢合わせするかドキドキ。
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7:50 「鷲ヶ峰」(1798m)頂上。霧に包まれていました。
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鷲ヶ峰を越えると樹林帯から草原となり、視界も開けてきました
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やがて「八島湿原」も見えて来ました。
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「マツムシソウ」
待合せの駐車場まであと300mぐらいのところでこの写真を撮った後、濡れた岩で滑って転倒。
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8:55 霧ヶ峰の八島湿原の入口に到着。
まだ時間が早く天気も悪いので人はいませんが、ここからの湿原巡りは人気観光スポットです。
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駐車場でWMさんと合流。さっき転倒して手をついた時に痛めた手首が見る見るうちに腫れあがってきました。痛みはそれほどありませんでしたがこれで登山を続けることは困難だと判断し、協議の結果、今日のこれかの予定も明日の予定も止めて帰ることになりました。2日続けての敗退・・・。
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編集 / 2020.09.20 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
美ヶ原・霧ヶ峰(敗退)①
カテゴリ: 登山
9/19 美ヶ原・霧ヶ峰(敗退)①

5:30 名古屋発、6:00 稲沢でWMさんをピックアップして一宮ICへ。中央道から長野道へ入って岡谷ICで降りる予定がJCTを行き過ぎてしまい、諏訪ICで出て30分ほどロスして、9:15 目的地の和田峠に到着。
現在は閉鎖されている「国設 和田峠スキー場」の跡地に車を停めました。
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9:30 出発。
今回の山行は、「1日目:和田峠から美ヶ原への往復。2日目:和田峠から霧ヶ峰への往復。3日目:高ボッチ山」と、WMさんと2泊3日の予定。
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9:45 和田峠。
「和田峠」は中山道(江戸日本橋と京都三条大橋を内陸経由で結ぶ街道)の最高所地点。
10:15 ここに大きな荷物は置いて、軽い装備で美ヶ原へ向けて出発。
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10:55 1時間ほど歩くと樹林帯を抜け笹山となって眺望が開けて来ました。
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三峰山の頂上が見えて来ると、その向こうには北アルプス「穂高連峰」(穂高~槍ヶ岳)の大パノラマが待ち受けていました。
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南西側を見ると「諏訪湖」と岡谷市街が見えました。
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11:15 「三峰山」(1887m)。
画像左奥の雲がかかってる辺りが今日の目的地の美ヶ原。
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扉峠の300mほど手前でビーナスラインに出て車道脇を歩きます。
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12:40 「扉峠」。
ここから目的地の美ヶ原の王ヶ頭までまだ2時間30分。この時間だと行くことは出来ても和田峠まで戻ることを考えると20:00を過ぎてしまうので、協議の結果ここまでにして引き返すことにしました。
計画を立てたWMさんは以前に和田峠から美ヶ原まで1日で往復した記憶をがあるということでしたが、正直ぼくは最初からここ(扉峠)までだと思っていました。もっと朝早く出発しなくては無理でしたね。
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14:15 三峰山で休憩中にジャンプ写真に挑戦しましたが、登山靴では思うように足が上げれませんでした。
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15:10 和田峠到着。
テントを設営してから、お外で山の秋風に当たりながら一杯やりました。
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16:50 ラジオを選局していたら長谷川さんの「VICTORY~!」という声が聴こえてきて、♪「ダンシングクイーン」も流れて来たので狭いテントの中で腕の振りだけやって、ドラゴンズの勝利をナゴヤドームと分かち合いました。
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17:20 夕ご飯はタマネギとインゲンとピーマンを炒めて焼き鳥の缶詰をぶっこんで「やきとり丼」とショウガスープ。
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21:15 お酒を飲んでおしゃべりをして、トイレに外に出ると岡谷市街の夜景が見えました。
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編集 / 2020.09.19 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
TSUBAKURO③
カテゴリ: 登山
8/29 TSUBAKURO③

4:45 起床。テントの外へ出ると明るくなり始めたところでした。遠くに富士山が見え手前の雲海の下には明かりの残る松本の町が見渡せました。
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5:15 今日のご来光を拝みました。
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振り返ると昨日は雲に覆われ見られなかった「穂高~槍ヶ岳」の山々がモルゲンロート(朝焼け)に染まっていました。
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そして燕岳もお目覚めのようでした。
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5:45 燕岳を眺めながらのモーニングコーヒー。このシュラカップは25年以上使っている長年の友。
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7:10 テントをたたんで下山開始。東側の雲が晴れ奥深い北アルプスの最深部という辺りの山々が見えていました。
画像左奥の双六岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳方面は行ったことがありますが、右手前の鷲羽岳・水晶岳方面へは行ったことがないのでまたどこかで機会がありますように。
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「トリカブト」(鳥兜)
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「アザミ」(薊)
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昨日は足が痛くて楽しめなかったお花畑を鑑賞しながら下山しました。
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昨年、膝を痛めてから登場したストックが力強い味方。特に荷物が多い時にはあるとないとではこうも違うのかと実感しています(膝はもう大丈夫ですが疲労が蓄積しやすい左足のサポートのため)。
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今日は土曜なので登ってくる団体さんが多くてすれ違い・譲り合いが面倒でしたが、小学生の子供を伴う家族連れが何組もあって、いい家族だなあと感じました。
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登山口近くまで下りてくると登山道脇には野イチゴたくさんありました。
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10:10 登山口到着。「中房温泉」の日帰り温泉に入って名古屋へと帰りました。
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編集 / 2020.08.29 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
TSUBAKURO②
カテゴリ: 登山
8/28② TSUBAKURO②

13:00 テントで2時間近く横になっていたら足の痛みもやわらいで来たので、燕山荘の売店へ行って生ビールとソーセージ。山小屋のスタンプをハガキに押して残暑見舞いをしたためました。
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13:40 燕岳の方を見ると雲が晴れて来ていい感じになっていました。頂上までここから30分、荷物を持たずゆっくり行けば足も大丈夫。と、テントへ戻って準備して行くことにしました(飲酒したことを忘れてました)が。
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高山植物Bの女王「コマクサ」(駒草)が咲いていました。山でしか見られない花。
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全国でも見られる場所が限られているコマクサ。燕岳は大群落地がある山として有名。
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頂上付近の風化した花崗岩とハイマツ(這末)のコントラストが美しい。ハイマツの香りも漂ってきました。
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風雪に浸食された奇岩が立ち並ぶここだけにしかない風景。
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14:05 2,763m、燕岳頂上到着。
ここへ来たのは3回目。1回目は「1998年7月11・12日」、2回目は「2001年8月4・5日」。今は亡きWTさんと来た1回目の時に、WTさんが「ここ景色いいし女の子と来るのにオススメだよ」と言っていたことを思い出し涙が浮かんできました。
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「イルカ岩」。昔は先っぽまで登れましたが現在は禁止。
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15:00 テントへ戻り、信州の地酒「岩波」を飲みながらゴロゴロしました。
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18:30 夕食後テントの外を見ると美しい夕焼けを見ることが出来ました。
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ラジオで野球中継を聴きながらウイスキーとナッツ&クラッカーで一杯。
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いつもの星座表を持ち出して星を楽しもうと思いましたが、今日はほぼ満月でこの時間は月が明るすぎて思うように見えなくて諦めて寝ました。
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つづく。

編集 / 2020.08.28 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
TSUBAKURO①
カテゴリ: 登山
8/28① TSUBAKURO①

8/27 名古屋発(19:00)、小牧IC~中央道・長野道~安曇野IC、中房温泉第二駐車場着(23:20)、車中泊、起床(5:00)~「中房温泉登山口」出発(6:15)
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今回の予定ルートは、今日(8/28)大天荘まで行き、明日(8/29)常念小屋まで、明後日(8/30)一ノ沢登山口へと降りるという若い頃だったら2日間の行程。久々の北アルプス山行。
燕岳へと向かう合戦尾根の中間地点「第三ベンチ」通過(8:00)。
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標高の高い山林の景色へとだんだん変わっていく。山へ来た~という感じ。
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「合戦小屋」(9:00)。ここの名物は「スイカ」。ここで休憩する人たちの多くはみんなスイカを頬張ります。しかしその光景はスイカが苦手なぼくにとっては地獄絵図、目を伏せ鼻をつまんで通過しました。
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登山道脇には青いリンドウが咲いていて山の早い秋の気配を感じました。。
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ナナカマドも赤い実をつけていました。これから葉も色ずいていくんですよね。
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森林限界になってくると稜線に建つ「燕山荘」が見えて来ました。あと20分。
しかしここでナント両足が突然ツリ始め、何度も登山道にうずくまって動けなるのを繰り返してしまいました。
(北アルプス三大急登と言われてる登りを、テントを担いで3時間半ほとんど休ますに登って来たのはやっぱ無茶でしたね)
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トリカブト、アザミ、シモツケソウ、シシウド、イブキトラノオ、ハクサンボウフウ、ウサギギク、キリンソウなどがたくさん咲くお花畑が広がっていましたが、止まっては歩き、止まっては歩きで、ゆっくりお花を楽しむ余裕はありませんでした。
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稜線までなんとか上がり大天井岳への分岐に出ました(10:20)。
ここから今日の目的地「大天荘」まであと2時間ほど。もう急な登りはないものの距離はそこそこ。休憩してしばらくここで様子を見るも足の回復が見込めない・・・。
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思案して大天荘へ行くのを諦め「燕山荘」へテント場の申し込みにいきました。大天荘は予約不要なんだけど燕山荘はテント場も要予約なので受付の人に叱られましたが、空いてはいたので1000円払って幕営許可証をもらいました。
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10:40 テント設営。一人用は持ってないので二人用(ロングサイズ)。
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設営後、テントの入口から見る燕岳方面。濃い霧に包まれ雨もパラついてきました。
とりあえずアンメルツを足に塗って横になって昼寝をしました。
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つづく。

編集 / 2020.08.28 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
十七回忌追悼ハイク
カテゴリ: 登山
7/19 十七回忌追悼ハイク

7:30 「御在所岳」裏道登山道の蒼滝駐車場に集合。
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7:45 メンバーはOAさん家族4人、HTさん、OHさん、WM夫妻、UTさん、SJさん、ぼく。11名そろったところで出発。今日は山岳会のOAさんの「十七回忌追悼ハイク」。OAさんのお孫さん(4歳)も参加。
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三滝川の清流に沿って登って行きます。
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「藤内小屋」を過ぎると平成20年のゲリラ豪雨による土石流の爪跡が色濃く残っています。
画像の左上辺りが以前「天狗の踊り場」と呼ばれていた場所。そこには御在所岳の籐内壁などで亡くなった方や、ここで訓練をして海外や日本の山で亡くなった人たちを追悼するプレートが岩々に嵌めこんでありました。
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OAさんは山で亡くなってはいませんが、亡くなった翌年(平成17年)に思い出の地のここに山岳会でプレート(画像の手に持ってる写真)を取り付け、みんなで追悼しました。それからはここを通るたび寄って手を合わせたりしていましたが、平成20年の土石流で天狗の踊り場ごと押し流され現在は所在不明。
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おおむねこの辺りだったという岩の前で、花を供え線香を上げビールを掛けてみんなで追悼しました。
OAさんの長男が着ていたTシャツとズボンに見覚えがあって尋ねてみると、やはりOAさんが生前に山で着ていたものでした(涙)
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9:45 OAさん家族とHTさん以外で御在所岳の頂上を目指しました。ここも土石流の跡。
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「兎の耳」。
OAさんと何度も登った岩場。OAさんはよく落ちるのでぼくが確保する時はザイルをいつも張り気味にするんだけど、逆に「張り過ぎで動きにくい!」とよく怒られたものでした。
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「籐内壁」。
「一の壁」・「中尾根」へと、OAさんと何度登ったことか。
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「前尾根」。
ぼくが岩登り初心者の頃、OAさんに引っ張り上げられながら必死に登ったことを思い出します。
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11:00 山上公園の朝陽台広場から見る「雨量レーダー」
ロープウェーで上って来た観光客が思ったよりたくさんいました。
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13:15 途中、藤内小屋の前でゆっくりして、蒼滝登山口到着。
手前から蒼滝に架かる橋、湯の山かもしか大橋、その向こうの方に新名神高速度道路、四日市市街、東名阪自動車道、四日市コンビーナートがあって伊勢湾まで望むことが出来ました。
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編集 / 2020.07.19 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
伊吹風露
カテゴリ: 登山
7/17 伊吹風露

2年ぶりの伊吹山登山。
1998年からほぼ毎年1回は登りに来ていたのに、昨年は5月に膝を痛めて来られませんでした。
名古屋を6:00に出て、いつもの駐車場に車を止めて登山靴に履き替えて、三之宮神社の横の登山ゲートを7:00に出発。ゲートの表記などが新しくなっていました。
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日本百名山の伊吹山の標高は1,377m。
表登山道の登山口の標高が220mなので標高差は1,157m。距離は往復約12Km、時間は往復約6時間(登り3時間30分・下り2時間30分)。
8:05 三合目の少し手前の所。伊吹山の南斜面が見えて来ました。
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「ヤコビマイマイ」。伊吹山の固有種のカタツムリ。
石灰岩の山であることもあり、国内でも有数の陸貝の重要な生息地で、80種類以上も確認されているとのこと。その中でもヤコビマイマイは生息域がとても狭く、環境の悪化で絶滅危惧種となっています。
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五合目から少し登ったところで振り返ると、眼前には琵琶湖が広がり、長浜城もなんとなく見えました。
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「キバナノレンリソウ」(黄花の連理草)。
本来海外の花で、安土桃山時代に伊吹山にあったとされる織田信長の薬草園に、宣教師がヨーロッパから持ち込んだ薬草に紛れて種が入って来たものと考えられています。
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「イブキトラノオ」(伊吹虎の尾)。
伊吹山を代表する花の一つ。伊吹山で発見され「イブキ」と名のついた虎の尾。
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9:55 「一等三角点」のある場所に到着。
平日で天気もイマイチで、コロナウイルスの関係もあるためか、他の登山者はほとんどいませんでした。
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頂上にある売店でいつもの「伊吹そば」。
山くらげ・きゃら蕗・ぜんまい水煮・山菜ミックス・菜の花・しいたけ丸煮・わさび菜・ねぎ、山菜系がたっぷり。
そばを麺状にしていわゆる「日本そば」として食べ始めたのは伊吹山麓周辺の地域とされています。
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10:30 下山開始。
「イブキフウロ」(伊吹風露)。伊吹山の固有種。
ふつうのフウロは丸いけれど、イブキフウロは先が分かれているんですよね。
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「シモツケ」(下野)。
このピンクと赤のバランスがいい感じですよね。
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「ウグイス」(鶯)。
ウグイスは決して人に姿を見せず「ホーホケキョ」とさえずるものだけれど、自然のとまり木みたいなところに停まって鳴いていました。長年登山をしているけれど実際にさえずっている姿を見るのは初めてでした。
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11:00 遊歩道を離れ表登山道への下り口の所。
ここへ来るとWTさんとテレマークスキーで滑降したことを思い出します。
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11:50 三合目の保護されているお花畑の「ユウスゲ」(夕菅)。
夕方に開き翌午前中にはしぼむ花ですが、この時間でも咲いていました。
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「オオバギボウシ」(大葉擬宝珠)。
以前は山のあちこちで見られましたが、シカの食害に遭い、今は保護柵で囲まれた場所でしか見られません。
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野生植物を大切に「採らない!折らない!踏み込まない!」
13:10 雨のため何度か滑って転びましたが大きなダメージはなく、登山口へと戻ってきました。頂上遊歩道散策と休憩時間を入れてちょうど6時間ほど。
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編集 / 2020.07.17 / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
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